ポイントによるはてなの収支

以前も少し書いたが、ポイントによってはてなが運営費を捻出することができるか、という話。
ちょっと箇条書きに整理してみた。

  1. はてなが現金としての収入を得るのは、ポイントが購入されたときに限られる。
  2. ポイントを購入する状況は、支払うべきポイントが不足した場合である。
  3. 現状でポイントの消費が発生するのは、投げ銭或いは質問の場合のみ。いずれも自主的な行動である。

で、ここからが重要なのだが、ポイントが足りなくなったとき、果たして追加購入してまで利用するか?
現状では質問のランキングは見られないので詳しいことはわからないが、過去200件ほどの質問をざっと眺めた限りでは質問者の殆どが新規で、10回以上の質問をしている人は5〜6人程度しか居なかった。また、0〜3回程度のユーザーが多く目に付いた。
ここから結論めいたものを導き出すのは早急に過ぎるが、ひとつの仮説として「殆どのユーザーが、1回〜3回質問してポイントが足りなくなった時点でそれ以降の利用をやめているのではないか」という可能性が浮かび上がる。
すると、はてなに出回っているポイントの殆どは新規ユーザーが初期に持っている200ポイントから出ているのであって、実質はてなに入る現金収入は殆どないことになる。
これはある種のインフレ状態である。実質価値を伴わないままに数値としてのポイントだけが増えている。一方で換金対象である円の価値は下がっていない。ユーザーの持つポイントははてな潜在的な負債とも言えるもので、しかもこの負債はユーザーの増加に伴って確実に増える。
現状の「とりあえず200ポイント」は、只で体験してもらう=ユーザーの間口を広げる点では必要な措置とも思うのだが、ユーザー獲得のコストに200円かけている状況は結構きついのではないか。