ボードゲーム・キャラバン

休日としては最終日なので出かけることにする。
20時までやっているので、上野公園辺りで桜を見てから回る予定。


上野が(予想通り)酷い混雑であったので早々に切り上げて神保町は三省堂へ。意外な程の客足で、暫く空きを待ってゲーム。
妻の希望により手始めにブロックスをプレイ。テトリスのような形状の様々なブロックを、自分のブロック同士が角だけで接するようにして盤面を埋めていく陣取りゲームである。カラフルで見た目楽しく、またルールが単純でプレイ時間も短いので家族連れに好評であった。
次は「如何にも[ドイツゲーム]」がやりたかったのでミシシッピー・クイーンかニュー・エントデッカーを希望するも、「現在重めのゲームばかり出ているので少し待って下さい」とのことで、時間潰しにグラパックジャパン社のスポーツゲームをプレイ。これは純日本製のゲームで、ボックスではなくバインダー式の独特なコンポーネントドイツゲームにはないデジタルな印象のデザインが特徴的。一度に4種をリリースするなど意欲的で、今後に期待が持てる。
取り敢えず2人用の格闘カードゲーム「ゲキシンK.O.」をプレイ。打撃技、投げ技、極め技の山から好きに5枚を取り、これを使って相手にダメージを与えていく。技によって適用可能な間合いが決められており、ターン最初の間合い変更や技の効果で間合いを変え、連続して技を叩き込む。攻撃者の狙いを読みガード位置を決めるのだが、この辺りがかなり運任せ。短時間で軽くプレイできる点は評価したいが、もう少し駆け引き性が欲しかった。とは言え2回プレイし、充分にのめり込んできたのだが。
この後プレイした同シリーズのF1レースゲームはいまいちのめり込めなかった。コースが簡易版のオーバルトラックということもあっただろうが、運の要素が皆無であるのに駆け引き性がやや弱く、展開に乏しい感じ。同じF1レースゲームならフォーミュラ・デーの方がいい。
さて、本命となったニュー・エントデッカーは大きな盤面を広げる豪勢な造りで、ルールも相応に複雑である。流石は「カタン」のクラウス・トイバー。
途中までは初体験者4人でのプレイだったが、途中都合により一人抜けたので、ルール説明していたベテランが引き継ぎ。最下位から捲って圧倒的に他を引き離していたトップを追い抜き逆転優勝。私はと言えば、どの縄張り争いにも絡みきれず、頼みの贈答品も横取りされ堂々の最下位であった。


どれか買って帰ろうと思い散々悩んだ挙げ句、結局絞りきれず有り金叩いてブロックスゲキシンK.O.、ニューエントデッカーを購入。締めて12,500円(買い過ぎ)。