.macの対価

.mac(この名前はどうにも好きになれない)に対し、最初の一年分を支払っている。
正直なところ月当たり1000円を超す利用料金は割高感がある(半分はそれまで無料だったことが原因にせよ)。それでも支払いに踏み切ったのは、旧iDiskユーザーは半額の割引特典があったのと、既にそれなりの量の写真を公開していたこと、さらに公開の予定があったので容量を増やしたかったこと、などの理由が重なった為だが、結果として無料特典が色々付いて来たことで、今となってはそれほど高い買い物ではなかったと思っている。
特に有り難いのが、この度特典に追加されたDropStuff。Macでは標準的な圧縮ソフトで、シェアウェアながら購入せずとも使えてしまうので、払おう払おうと思いながらついつい先延ばしになっていたものだ。
結果的に、これが特典となったことで懐を痛めることなく正規ユーザーの資格を得たわけで、これで(少なくとも支払った分の-----即ち半額の料金程度は)元が取れた気分である。正規料金の年間12,800円は矢張り高く思われるが。


ところで.macMacOS Xと実にシームレスに連携して気持ち良い。例えばWebに公開する画像を、Photoshopで加工したものから書き出して保存する際に、直にアップロード先を指定することができたり、デスクトップ上のiDiskフォルダを開いてFinderと同じ感覚でファイルを一覧し、操作することができるようになっている。
また、Webページ作成の操作はブラウザから行うのだが、この際ドラッグ&ドロップなどOSの操作性を極力再現する使用になっており、なかなか気持ち良い。
欠点を挙げれば。Apple公式ブラウザ「Safari」での操作は事実上不可能という点か。これは結構致命的。