2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

幼児と出掛けるということ

通勤電車ベビーカー問題に関しての議論を機に、ちょっと「幼児を伴う外出」について説明しておくべきかと思った。 幼児の動き方 子供はよく動く。動けるようになると動くこと自体が楽しいのでどんどん動く。動いているうちに動くこと自体にハイになるのでま…

子供だって写真が撮りたい

子供はしばしば親の真似をしたがるが、決して「子供騙しのおもちゃで納得する」のではなく、あくまで「大人と同じものを持ちたがる」ものだ。 しかしカメラの場合、本気系カメラというのは大体が大きくて重くて子供の手には余り、しかも光学系にせよ電子系に…

天体嗜好症

星辰光学社は元を辿れば天体望遠鏡メーカーであるが、ガラスレンズの研究に偏重するあまり反射望遠鏡による大口径化競争に追随できず転身、望遠鏡に取り付ける写真機の開発を始める。 初期には乾板写真機を製造していたが、のち35mm版フィルムの引き伸ばしを…

星の名前のレンズを

「GM1に似合うレンズ」を探しているうちに些かこじらせて、何故か現在安目のオールドレンズを物色している。デジカメは電子機器なのでどうしても劣化を免れず、またセンサーにせよデータの処理系にせよ格段の進歩を遂げるものなので中古はどんどん値が落ちる…

写真に於ける視線誘導

実のところ、写真というのは写すものより写さぬものの方が重要だ。そもそも、何かを撮りたいと思ってカメラを構えるのだから、それ自体は写っていて当然なのであって、写りの悪さは写らなかったことよりも写ってしまったことによる場合が多い(無論、手ブレや…

印象的な写真を

とても印象的な写真のブログを見た。 京都の花 - Gallery NINSEI - Yahoo!ブログ まるで日本画のような写真。落款を意識したであろう赤いマークも洒落ている。 背景をボカした撮り方も、コントラスト差を付ける方法も、それ自体は一般的なテクニックなのだが…

GM1のキットレンズで近接を

毎日レンズ情報を調べては妄想膨らませている。単焦点の明るいレンズはボケ具合が良い。当初マクロレンズをと思っていたが、実際のところ微細なものを大写しにする予定があるわけでなく、欲しいのはむしろ浅い被写界深度だ。店頭のサンプルを装着してテスト…

GM1レンズ考:「似合うレンズ」を探す

ずっと1台で賄うコンデジを使ってきた癖が抜けず、どうも「広い画角を1本でカヴァーする」汎用指向が抜けないが、レンズを交換できることこそコンデジにはない利点なのだし、そのレンズが軽量コンパクトに済むのがμ4/3の利点であるわけだから、むしろ特化型…

マイクロフォーサーズの沼へ

さて、GXRでは避けていたレンズ沼の縁に、とうとうGM1によって立ってしまった。Panasonic デジタル一眼カメラ ルミックス GM1 レンズキット 標準ズームレンズ付属 オレンジ DMC-GM1K-D出版社/メーカー: パナソニック発売日: 2013/11/21メディア: Cameraこの…

Lumix GM1雑感

去年購入したリコーGXRの性能には満足していたのだが、後継機種の発表なくディスコンになり将来性が断たれ、それによりレンズユニットも入手難になったため今後の身の振りを考えざるを得なくなってしまった。 元々、購入時点で既にボディ内蔵電池がヘタレて…

兵糧攻め問題から見る、ファンタジー世界に於けるゴブリンの生態

( ・p・)おいらがTRPGに関していつも思っていたのは、「命懸けの冒険者が生存確率を高める為に物理的に可能な全ての手段を講じないとしたらその世界は全く非現実的だ」ということです。ゴブリンを餓え殺せるならわざわざ危険を冒して斬り結ぶ必要はあるのか…