MacBookPro(2018)用のUSB-Cハブを探す

MacBookのバッテリが膨張し、トラックパッドを圧迫して操作感にだいぶ影響が出てしまっていたので買い替えた。外部ポートがUSB-C(というかThunderbolt3)x4とイアフォンジャックのみになってしまったので、従来のUSBケーブルも挿せないし、カメラのSDカードを直接挿して読み出すこともできなくなって、ちょっと不便なのでUSB-Cハブを買うことにした。

小さい機材は紛失しがちなので、できれば挿しっぱなしにしておきたい。となればサイドのポートに直挿しできるタイプだ。
検索してみるとピンからキリまで実にたくさん出てくる。あまりに多過ぎて絞り込むのも難しい。なので条件を設定した:

  1. 充電しながら通信および給電に利用可能であること
  2. USB-Cポート、USB3.0ポート、SDカードスロットがあること
  3. 本体色に合わせたスペースグレイであること
  4. MBPと高さを合わせてあって挿した時ツライチになる(だろうと思われる)こと
  5. なるべく角や面の丸めを行なわずソリッドな平面構成であること

というわけで、主に丸めの有無によって多数の製品を篩い落としつつ抽出したのが以下の5商品。

まあ正直なところ機能面ではほとんど差がない。HDMIポートがあったりなかったり、USBが2口だったり3口だったりする程度の差だ。特に外部出力は予定していないのでHDMIは別に要らないし、USBも2ポートあれば用は足りる。
というわけで、とりあえず一番安くて一番デザインのシンプルなものを、ということで一番上のものを注文してみる。

果たして実際に届いたものは3番目のWavlink製品だった……というかこれ上3つ、事実上同じ商品を売ってるっぽいな。しかし余計なロゴがないから注文したのにロゴ入りが届くとは。
本体は樹脂ケースにアルミメッキだろうか。質感は悪くない。細く面取りされた角のみ磨かれており、他は梨子地。
さしあたり、左のUSB-Cポートに挿してみる。奥側はMBPの後端に揃えられており、手前側はキーボードの端より少し前まで来る。これはまあ良いのだが、なんと高さがMBPの本体面とツライチになっていない:スペック上では厚み1cmということになっていたが、実際にノギスで測ってみると1.5mmぐらい厚いのだ。これはいただけない。
また説明の写真ではMBPと色を揃えているように見えるが、現物はスペースグレイよりも若干暗く青みがかっており、色味が揃わない。これも不満点だ。
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SDカードスロットは上下逆向き。実用上の問題はないがちょっと落ち着かない。
本体のUSB-Cに代わりハブ側にもMBPの充電ポートを兼ねたUSB-C/Thunderbolt3ポートが1口、USB-Cが1口あり、他に従来のUSBポートが2口、またSDカード・マイクロSDカードスロット、他に奥側面にHDMIが設けられている。
挿しておくだけでハブ部が本体よりもやや熱くなること以外にはさしたる問題はなく、機能的にはUSB-C/Thnunderbolt3を減らすことなく失われた旧USBポートおよびSDカードスロットが復活し、使い勝手には概ね満足している。それだけに外観的な問題、期待した部分が期待通りでなかったことが惜しまれる。