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何を以て煽りと見做すか

スプラトゥーン内での行為としての


これを見てちょっと気になったので。

対戦系のゲームではしばしば「相手を挑発する」行為が出ることがある。敵対する関係性であるのだから致し方ないと見做される反面、紳士的な振る舞いではないとされ、たとえばスポーツなどで選手が明白な挑発行為に及んだ場合、それなりのペナルティが下されたりする。しかし裁定権限のある審判が存在しないオンラインゲームなどでは基本的に野放図であるようだ。
とりわけ「相手を殺す」ことを目的とした対戦FPSなどの場合、この傾向は更に顕著であり、殺された時に「誰に/どこから/何でやられたか」を示すことで対策を講じる情報とする目的で存在するはずの、いわゆるキルカメラを利用して「わざわざ奇妙な行動を取ってみせる」ことにより煽るという文化がある。

ということを認識した上で、最初の画像に戻る。
スプラトゥーンにもキルカメラは存在し、そこで何らかの行為を見せつけることはまあ可能ではある。
が、この行為がはたして煽りであったのか、はわからない。もしかしたら単にパニクって操作を誤った結果だったり(まあ誰に対してもやるのであればその可能性は流石に低いが)、もしくはアピールであるとしても何らかの好意的な意図である可能性だって否定できない。
にも関わらず煽りと断定した理由はなんだろう。

このゲームは他とは色々違ったつくりになっていて、たとえば味方を誤射してもダメージがないどころか足元が自分のインク色になって助かる場合さえあるし、倒した敵に向けてインクを発射していても床を塗っているのと区別が付かない。
区別が付かないなら、区別しなくていいんじゃないか。他ゲームでの常識を持ち込む意味はないんじゃないか。
意図はわからないんだから、無理に意図を汲む必要はない。たとえ本当に煽りのつもりでやった行為なんだとしても、こちらが煽りと思わなければそれは煽りとして成立しない。なにしろ実害はないんだし。
どっちかというと「こういうことが煽りになるんだ」という共通認識が形成されてしまう方が問題だと思う。単にインク回復を早める祈りのダンスだとか、そんなつもりで見ればいいんじゃないかな。受け取る側の認識次第で見え方なんて結構変わるものだ。

やられた時のちょっとした悔しさや、何度もやられた相手に意趣返しできた時のちょっとした優越感、そういったものを否定するものではないけど、どちらの側にせよ過度のヘイトを向けないようにして遊びたいものだ。
アオリはシオカラーズだけで、イカよろしく。