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それでスプラトゥーンの何が面白いのかというと

遊戯

ここまでずっとWii Uの説明ばかりしてきたのはスプラトゥーンの発売にあたり「興味はあるけどWii Uを買うのには抵抗がある」人たちの誤解を解く、あるいは興味を持って購入を検討する人たちに適切な情報を提供しようという意図からだが、いよいよ発売日を迎えたので今後は「楽しさを伝える」ことにする。

撃って楽しい、塗って楽しい

「撃つ」という行為の楽しさは昔からよく知られていて、だからこそ狩りだとかサバイバルゲームなどの「撃つスポーツ」が存在するのだし、コンピュータゲームの題材としても古い。
しかし「動き回る相手を狙って撃つ」というのはなかなかに技量を要求される行為で、そうそう当たるものではない。かといって狙いやすいよう近付けばこちらも狙われるし、逆に敵から逃げるようにすると勝つためにできることが少ない。
スプラトゥーンはそこを「塗る」に変換することで一気に解決した。倒すのではなく塗り面積を竸うものだから狙って当てなくてもいい。床や壁は面積が広いし逃げることもないから、誰でも好きなだけ塗ることができる。敵に遭遇しなくたっていくらでも塗る場所はある。殺し殺される銃撃ゲームのように血生臭くならないし、なにより「塗るのって撃つのと同じぐらい楽しい」。

正直、この部分についてはいくら語っても足りないのだが、それよりも他の人たちの評価を読んでもらった方が良いと思う。
WWW.AKIRAFUKUOKA.COM BLOG | スプラトゥーンは「誰でもできることを一番評価してくれる」から面白い
スプラトゥーンとかいうイカしたシューターの再発明の話をしたい - セラミックロケッツ!

キャラがかわいい、世界がかわいい

FPSは「銃撃」という性質上、どうしてもデザインが「強い」「暗い」方面に行きがちだ。なるべくリアルに、なるべく迫力を。世界設定もだいたい戦争など「殺害に正当性がある」ような話になる。
そこにカラフルでキッチュなキャラクターデザインと都会的なデザインを見せつけたスプラトゥーンは本当にすごい。
まあ「かわいいFPS」としてはこれが世界初ということはないんだけど、これほどキャラ絵を描きたくなる人が多いFPSというのは、たぶん初のことだろうと思う。実際に発売前から多数のファンアートで溢れかえり、夏にはたぶん薄い本が……

感想や絵が書ける

任天堂Wii Uの発売以来推し進めてきた「Miiverse」はゲームタイトルごとに感想や絵などを投稿できる独自のSNSだが、これはゲーム内とも連動する仕組みになっている。
スプラトゥーンの場合、ハイカラシティのポストから直接の投稿が可能で、これがゲーム内で交流のあった(ランダムバトルでマッチングした)人たち=街の人のフキダシとして表示されたり、あるいは絵が壁の落書きやステージ内の電光掲示板などに表示されるようになっている。

発表当初よりキャラクターと世界の可愛さに多くのファンアートを集めたスプラトゥーンだが、ここに来てそうした絵心を持つユーザの多さがゲーム内での投稿に転換されている。絵を描いて見せるという行為自体を構造的に組み込んでしまったゲーム、というのはなかなか希有な存在ではないだろうか。

ファッションを竸う

普通FPSの装備だと武器などを好みに合わせてセレクトする感じになるのだと思うが、スプラトゥーンでは敢えてメインウェポンに対してサブウェポン、スペシャルウェポンを固定としている。
またキャラメイクも「性別」「肌の明暗」「目の色」だけで、外見上の大きな特徴である髪の色はバトルごとに変わるため選択の幅が少ない。
その分の差別化を図るのが「ギア」だ。要するに帽子、服、靴だが、これは単に組み合わせて見た目を変えるだけではなく、戦闘パラメータを上昇させたり特殊効果を付与したりする「ギアパワー」を持つ補助装備でもある。戦闘力にこだわるもよし、見た目にこだわるもよし。

なお街の人に話し掛けると彼らの装備しているギアを見ることができ、非売品でなければダウニーに注文して入手も可能だ(ただし注文は複数できるが、受け取りは1日あたり1ギアだけ)。

いつでも遊び相手がいる

なにしろメインはオンライン対戦なので、世界中に相手がいる。時間も場所も関係ない。たとえ周りにWii Uを持っている知り合いが誰もいなくたって大丈夫。

フレンドと合流できる

ランダムマッチのロビーには通常のバトル以外に「フレンド合流」のための入口がある。こちらを選択するとフレンドリストのうち現在バトル中のユーザが示され、いずれかのバトルに合流できる仕組みだ。

合流したい人を選ぶと、「現在のバトルが終わるまであと何秒(または結果発表中など)」と表示され、バトル終了して誰かが抜ければ(全員が再戦でなければ)空いたところに入って一緒にバトルできる。「一緒に遊びませんか」などと呼び掛けたり対戦部屋を立てたりといった行為もまったく不要で、長くても数分程度待つだけでいいというのはとても気楽だ。
(ただし合流先はあくまで「選んだフレンドが現在入っている部屋」なので、合流しようと思った相手がその一戦を最後にバトルを抜けた場合、「合流したけどフレンドがいない」ような場合もあるので注意。)

まあ、合流したところで何があるわけでもない。なにしろ敵味方は毎回ランダムだし、ゲーム内での意思疎通は「ナイス!」と「カモン!」しかないわけで。
それでも「知った相手と協力したり勝負したり」というのはちょっと楽しい。



Splatoon(スプラトゥーン)

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Splatoon(スプラトゥーン) [オンラインコード]

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スプラトゥーン コウリャク&イカ研究白書 (ファミ通の攻略本)

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amiibo ボーイ(スプラトゥーンシリーズ)

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amiibo イカ(スプラトゥーンシリーズ)

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