M.Zuiko Digital ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ

キットレンズの12-32mmではやっぱり限界があって、特に接写の弱さとフォーカスリングのないピント調整はちょっと厳しいものがある。というわけで交換レンズとして12-50mmを入手した。
かなり焦点距離がかぶっているのに敢えてこれを選んだのは、主に簡易マクロ機能に期待してのことだ。

このレンズ、マイクロフォーサーズ用としてはいささかデカい。
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なにしろレンズ長がGM1のボディ横幅とほぼイコール。それを厚み方向に付けるわけだから、合計長は横幅よりも長くなってしまう。
ボディは単に銀色の塗装を施しただけのプラ製で、表面をアルミコーティングしている12-32よりも安っぽい。その分だけ(サイズの割には)軽いのだけれど、それでも重心はボディを飛び出してレンズ根本側まで来ている。
しかし使い勝手は良い。先端側にフォーカスリング、その後ろにズームリング。リング自体が前後に動いて手動と電動を切り替え(正直これは私には要らぬ機能だけど)、そして筒側面の「MACRO」ボタンを押しながら更にフォーカスリングを先側へ動かすとマクロモード。専用のレンズではないので等倍までは望めないけど、虫を撮るぐらいなら充分そうだ。
携帯性が悪いので、主に広角の方を使いたい時は12-32mmで、主にマクロが欲しい時は12-50mmと使い分けることになるだろう。

最近の写真

撮ってるんだけど書いてなかったので、まとめて。これらはまだ12-32mmで撮っている。
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水滴に濡れる薔薇をクローズアップで。今はこれが精一杯。
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紫陽花と蝸牛。カタツムリの見分け方<一般>:自然しらべ2004「カタツムリ」:参加型プロジェクト|日本自然保護協会~NACS-J - THE NATURE CONSERVATION SOCIETY OF JAPANを参考にするに多分オナジマイマイだと思う。こいつら雨の日にはどこからともなく出現するんだけど、みんな花壇の縁ばかり這ってて植物に見向きもしないので、これはヤラセ。
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たぶんマルハナバチだと思うけど、これは寄れたというよりそもそも図体がデカい。でも目のあたりではなく背のあたりにピントが合っちゃっててちょっと甘い……
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いい感じに葉の中央あたりに日が当たって、周辺減光かぶせなくても明暗が付いた。
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ピントの滲む水滴を撮りたかった。

御田八幡

三田駅近くの神社で、みたはちまんと読む。なんでも和銅2年からの由緒正しい神社だそうで、1000年以上続くだけあってなんだか色々と不思議なところであった。
御田八幡神社 - Wikipedia
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ちょうど夏越の大祓の準備で茅の輪が立ってた。
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ビル街の一角にあってこの地だけが鬱蒼としている。
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本殿? の横には形式の違う2つの鳥居が並び立ち、その奥には2つの社が連接されている。五光稲荷神社と御嶽神社、なのだそうだ。
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実はその更に奥に小さな稲荷神社が祀られている。
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祠のすぐ左には山へと続く鉄の門があり注連縄がかけられている。山体信仰めいた由来でもあるのかも知れないが、よくわからない。

豊岩稲荷

銀座の路地裏にひっそりと鎮座する稲荷社。入口の社名がなければ見過ごしていたところだ。
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こんな風に、細い路地を入ったところにある。
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社らしい社はなく、赤く塗られたコンクリート壁が鳥居代わりのミニマルな構成。
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殺風景手前まで削ぎ落とされていながらも、雰囲気ある佇まい。
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参道を仄かに照らす吊り燈籠。

日暮里風景

日暮里駅南口から谷中霊園を抜け、そこからV字に方向転換して西日暮里へ抜けてきた。
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駅から霊園へ抜ける途中の、寺院の塀外に盆栽めいて。もうちょっと間を取りたかったけどすぐ右が電柱なのでそこは切った。
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霊園内には苔生す古木が列を成す。
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信号と電信柱はシルエットが好きだ。しかし構図はもうちょっとなんとかすべきだった……
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雰囲気ある寺院や古い店構えの工芸品店などが軒を連ねる。
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観音寺の築地塀。19世紀初頭のものだそうだ。
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線路を越える道路橋から、暮れ行く街を見下ろす。

その他

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金曜日の夕焼け。
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日曜日の空模様。抜けるような青空に広がる真っ白な積乱雲と、その手前に小さな雲が青灰色の斑模様を作る。
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雨上がりの宵に、公園の水溜りに映る景色を。

料理

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