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潜水艦FPS「STEEL DIVER SUB WARS」

かつてニンテンドー3DSのローンチタイトルとして発売されていた潜水艦ゲーム「スティールダイバー」(→過去の紹介記事)が生まれ変わった。

前作は基本的に横スクロールシューティングゲームであり、それに別モードとして潜望鏡雷撃ゲームと海戦ゲームが付随していたが、本作はおまけだった潜望鏡雷撃モードの方をメインに据えた「水中FPS」とでも呼ぶべきものになっている。

Nintendo 3DS - Steel Diver: Sub Wars ...
動画は英語版だがゲームはちゃんと日本語で遊べるのでご心配なく。

一般にFPSは素早く的確な動作を求められるが、本作はなにしろ水中戦である。艦の動きは操作に遅れて反映され、魚雷は着弾まで時間がかかる。正確な操作も素早い動きも望むべくもない。その代わり求められるのは数秒先を予測しながらの戦いである。

任天堂初の「基本無料」ゲームとしてリリースされた本作は、無料でダウンロードし遊ぶことができる。無料の状態ではソロプレイ用のミッションは2つだけ、使える潜水艦は2種類という制限があるが、それ以外には特段の制約はない。
ゲーム内の「ショップ」から税込1000円で「正規入隊」を購入することでミッションが7つ、潜水艦が18種に増える。また正規入隊者は別途1艦あたり税込100円で実在艦5種を購入することもできる。今後さらにアイテムが増える可能性はあるが、現時点では全部買っても1500円、中学生の小遣いでも充分に買える金額だ。

前作は潜水艦操舵ゲームとしてはそれなりに評価されていたものの「値段のわりにボリュームが少ない」という批判が強かったが、本作は逆に「無料で遊べすぎる」。流石にソロでやれることは少ないが、ゲームの中核を成す対戦モードは無制限に遊べる(艦種が2つしかないという制約を除けば、だが)ので困ることはない。
ただ、潜水艦の能力を強化する乗組員やペイントパターンは(多くはインターネットモードで入手できるものの)一部がミッションでしか得られず、その分だけは正規入隊者だけの特典となる。潜水艦種の増加と合わせ、正規入隊した方が戦力面で優位になるのは間違いない。

対戦で面白いのはチャットだ。このゲームでは文字チャットが実装されているが、入力はモールス信号によって行なう(通信モードでは一覧表が出ているので入力に迷うことはないはずだ)。慣れれば基本文字種を憶えて高速タイプも可能になるだろう。

対戦モードが無料公開ということもあり遊び相手に困ることはない。ただ現在のところ少々サーバが弱いようで、連戦しようとしてもしょっちゅうエラーで繋がらなくなってしまうのは残念なところ。反響に合わせ強化されるものと期待しよう。