MacBookの放熱を考える

MacBookは処理性能に妥協のない機種なのでコンパクトなボディに結構パワーのあるCPUを積んでいる。言い換えれば、わりと熱い。
熱暴走まで行くことはほとんどないけど、底面や掌の接触部が結構熱くなるので困る。木の机で使っていたら熱変色してしまった。
今年の夏はクーラーを控えなければならない可能性もあるし、じゃあ今のうちに冷却台でも捜しておこうか。


MacBookがアルミ色なので冷却台も原則それに合わせたカラーで統一したい。また電源別供給だと折角のノート機のモビリティが喪われるのでUSBバスパワーを前提とする。できれば2ポートしかないMacBookのUSBポートを減らさない設計が好ましい。
冷却性能は高いほど望ましいが、価格は安い方が良い。デザインはなるべくシンプルでソリッド、MacBookに合う感じを。
今のところ候補は、

ZALMAN NOTEBOOK COOLER Silver ZM-NC2000-SL

ZALMAN NOTEBOOK COOLER Silver ZM-NC2000-SL

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あたり。色々と条件に合ってないけど。


ZALMANはCPUの冷却ファンなどで知られるメーカーらしい。冷却装置はお手の物だろう。デザインもソリッドなアルミ天板が滑らかに背面へ続くシンプルなもので悪くない。USBバスパワー駆動、かつUSBハブも持っているのはうれしいところ。ただ店頭デモ機で確認した限りでは、思ったほど風が来なかった。
エレコムは店頭デモでZALMANより若干送風力が上に思われた。デザインも悪くない。ただなぜかこのサイズではカラーリングにシルバーがないようだ。またUSBハブ機能は持っているものの、別途電源アダプターを接続しないと機能しない点はマイナス。
zefyrは今のところ本命。MacBookに特化した設計のポータブルな冷却装置で、MacBookが一番熱くなる位置にファンがくる設計である。またUSBポートの向きもMacBookに合わせており、USBポートの少ないMacBookに配慮しプラグの後ろがそのままコネクタになっていてポートを塞がない設計。
X-Baseはそもそも電動送風冷却台ではなく浮かせて自然放熱するタイプ。価格もちょっと手の出し難いクラス。ただデザインは美しい。


ざっと各商品の冷却能力についてテスト結果を検索してみる。テスト条件もまちまちなので性能比較というわけにはいかないが、概ね5〜10度程度の冷却効果があるようだ。まあMac本体の温度は動作に支障なければ何度でも構わないのだが、台に乗せることで熱い面が直接他に触れないようになるだけでも効果は少なくないと思う。


とはいえ冷却のためだけに本体の10%にも達する金額を費やすことには些かの抵抗を禁じ得ないのも事実。これ、USB接続のファンとアルミの冷却板さえあれば自作できるんじゃ……みたいなことも考えてしまう。「USB 冷却台 自作」でググったらやっぱり自作派はそれなりにいて……しかし皆さん「安く作る」ことに主眼が置かれているので材料が100円ショップ調達で見た目がひどい。