目から火の出る辛さ「激辛ピビン麺 パッチギ」(JAN:4975116206089)

国内でも冷麺を手に入れるのはそう難しくない。どこのスーパーでも盛岡冷麺なら売っているだろう。しかし「韓国冷麺」となるとちょっと難しいかも知れない。
盛岡冷麺も韓国冷麺を原型としたもので味にそう違いはないのだが、麺がかなり違う。盛岡冷麺は生地を切断した角麺で、白くて太め。韓国冷麺は押し出し製麺で細く、黒い*1
私は盛岡のものよりも細いのに妙にコシがある韓国麺の方が好みなのだが、近所ではちょっと入手できないので半ば諦めていた。
しかしこの「パッチギ」、実にその黒く細い冷麺そのものなのだ。


問題は「激辛」の方。辛さ、とりわけカプサイシンの灼けるような辛味が苦手なので、唐辛子を前面にアピールした激辛麺と聞いてかなり尻込みしていたのだが、「辛味の元」が別添だったので試してみることにした。
これがもう大当たり。冷麺ではなくピビン麺なので甘辛いタレを絡めて食べるのだが、辛さは大体中辛のカレーぐらい。見た目に反して食べ易い。ただし辛味の元、多分カプサイシン水溶液と思われる赤い小袋を混ぜると「目から火の出る」辛さになる。
どうせならこの麺で冷麺も出して欲しいところだが。


ひとつだけ注意。細麺なので油断するとすぐ茹で過ぎになる。茹で時間は1分、すぐ笊に空けて冷水で洗うこと。そうしないと麺が延びて団子になり美味しくない。


メーカーは徳山物産なのだが、何故かサイトにこれの情報だけ載っていない。
2食分で350円前後。

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*1:正確には、韓国系の冷麺でも地域により麺の原料が異なり、色や太さも違う