名前で売るメリットと名前を売るリスク

楽天は単なる販売システム貸しとしては最低の部類だが、その利用料金は最高の部類である。そうまでして出店する業者が多いのは、蓄積された販売ノウハウ、そして何よりそのネームヴァリューにあると言ってよい。


楽天」という名前だけで客を集められるということは、裏を返せばどの店も「楽天」としか認識されないということだ。そしてまた、一部の店による不祥事が全体に響くということでもある。
Yahoo!オークションも詐欺被害の補償などに乗り出したが、楽天も被害を全面的に楽天が補償し、また不良店の取り潰しを断行するなどして全体の体質を改めないと、今後信用が急速に失われるように思う。