iPhone

とうとう発表。速報はhttp://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070110_iphone/など。
全面液晶タッチパネル、これ一つでiPod+携帯+インターネット接続。
apple.comの情報を見ると、どうやらDashboard Widget搭載の模様。


画面を2本指で押し拡げたりつまんだりすることで拡大縮小可能だとか。そういうデモムービーは(研究中のインターフェイスとして)見たころがあったけれど、まさかiPhoneに採用されるとは。
こうなるとタブレットMacの登場が期待される。


ちょっとだけ気になるのはiPodの特徴である「ホイール」がないこと。ヴァーチャルなものとしても、ない。
ホイールの優れた点は、移動量のコントロールが非常に容易であること。例えば1000曲ものリストをスクロールしようと思えば、十字キーのようなインターフェイスでは方向キーを押し続けることになるだろうが、移動速度が遅ければ離れた位置にある項目を選択するのに時間がかかりすぎるし、速ければ位置の調整が困難になる。その点、ホイールは回転速度によってスクロールを任意にコントロールすることができる。
速度だけならGigabeatが採用したような十字状タッチセンサーなどでも可能なのだが、直線方向のみの入力では、移動量の調整を(1)何度もなぞるか(2)なぞって端を押し続けるかで表現することになる。いずれにせよ、速度の変更は一度指を離して再度なぞり直すなどせねばならない。それに対してホイールは、言わば1ストロークのみで操作可能であり、遥かに簡便だ。
iPhoneでは、上下/左右方向へ指を滑らせることで画面がスクロール、指を離しても慣性でしばらく動き続けるような動作になっている。これはこれで悪くはないが、スクロールホイールほどの操作感は得られないのではないかと危惧してしまう。


AppleTV(正しくは(アップルマーク)TV!製品名ロゴに図像を入れるとは思わなかった)は今のところあまり興味ないのだけれど(しかしHDD搭載との点は興味深い:TVからの録画は考えていないようだが)、新型AirMac Extremeは気になる。今のコンセント直挿しだと抜け易いんだよな……