キータッチの改善

MacBookの[;]キーの戻りが悪く、強めに押し込むと押し下げ状態で止まってしまうので外して確認。
構造的にはごくありふれたパンタグラフ+メンブレンスイッチである。キー部分はなぜか白プラスティックに黒塗装で、使い込むうちに下地が見えてしまいやしないかと心配になった。多分、それほど薄い皮膜ではないだろうが、どうせなら他のパーツ同様に下地から黒にすれば良かったのに。
多分コストの都合で、白も黒も同じ部品を使って塗装で使い分けた方が安いという事なのだろう。もしかしたら、製造数の少ないJISキーボードだけ白樹脂なのではないかとも思ったが、考えてみれば通常キーのサイズはUSでもJISでも同じである。そんな使い分けの理由はあるまいから、USも含めてすべて白なのだろう。


パンタグラフ右の、下側樹脂部品を固定する金属パーツ部に、何かべたつくものが付着している。接着剤だろうか?透明で粘度の高いもので、かなり手応えが固い。
爪楊枝の先で何度か擦ってそれを剥がし、キートップをはめ直すとタッチが正常に戻った。
おそらくは組み立て段階で、部品固着用の接着剤か何かが多すぎてはみ出ていたのではないだろうか。
キータッチに異常のある向きは一度確認されよ。
キートップと穴の隙間が小さいので取り難いが、構造的には従来のノート系キーボードと変化はないので、ただ引っ張れば外れる。ただし結構強固であるので、両側から爪でも引っ掛けて強く引き上げると良い。