Intel Core Duo搭載Mac miniとApple初のiPod用オーディオ。
Mac miniはIntel化で高速化した上にメモリスロット2本を備え初期メモリ512MB（最大2GB）、USBポートが2から4へ、光デジタルオーディオ入出力が追加、デフォルトで無線LANカード/Bluetoothモジュール内蔵……とかなりパワーアップしているが、そのぶん価格も高くなってしまったのは残念。最低価格を抑えたモデルは残して欲しかった。
Core Solo 1.5GHzで税込74,800円、Core Duo 1.66GHzで99,800円。速度差を考えるとCore Duoのコストパフォーマンスは高そうだ。
iPod Hi-Fiは上部にiPod Dockを備えた据え置きオーディオユニット。
コンパクトといえばコンパクトなスピーカー一体型で、左右にハンドルを備え乾電池で動作可能なので持ち運びもできる、とはいえ7.6kgの重量は気軽に持って外出する代物とは言えまい。車での移動が前提なら解らぬでもないが。
もう少し軽ければ、例えばハンドル部分にストラップを取り付けて肩掛けするとか、そういう大胆な運用も可能だったのではないかと思うが。只その場合、上部に飛び出たiPodが不安材料だ。これのせいで棚置きでも実際のサイズより高さを取られるので、この部分は例えばケーブル接続でiPodを平らにはめ込めるような構造にできると良かったのではないかと思う。まあiPod自体のサイズが複数ある関係でなかなか難しかったのかも知れないが。
少なくとも日本ではポータブルにそれほど利点を見出せないような気がする。どちらかというとMacに接続する外部スピーカーユニットを出してくれた方が嬉しい。
