FRONTM ISSION 5th

FRONT MISSION 5~Scars of the War~

FRONT MISSION 5~Scars of the War~

やることもあるので値下がりしたら……と思っていたのだが待ちきれず買ってしまった。絢爛舞踏祭が1回毎にすべき事が少ない(やろうと思えば色々できるのだが、戦闘以外の要素にあまり興味ないので)という事情もあったが、なによりこれまでになく完成度が高くて面白そうだったからだ。


始めの数シナリオクリアした時点での感想。

  • 非常に親切な作り。
    • アドヴェンチャーパートでは最低限行かねばならない場所が別色で表示される
    • 6種類の戦闘パターンがあるが、これを1種づつ増やす形でシナリオ進行。つまり6シナリオ程掛けてチュートリアルをやる事になる
    • 戦闘行動/セットアップに関しては詳細なチュートリアル付き
  • 雰囲気の作り方が巧い。
    • 訓練校→初任務→戦況の変化と、徐々に機体が増える理由をストーリー上で理由付け
    • 映画を強く意識したムービーパート
    • 戦闘時のモーションもかなり自然になり、戦闘シーンをカットしなくてもストレスが無い
    • オープニングでの歩兵任務、チュートリアルシナリオ中での敗退と特務エリート部隊の示唆。キャラの向上心をプレイヤーにも刷り込む。
  • 例によってやり込み要素
    • 訓練用のシミュレーターに、ひたすら勝ち抜きを続ける「サバイバルモード」と予算を賭けて戦う「アリーナ」を用意。アリーナは自動戦闘なので訓練と装備が命。
    • すべてのパーツは改造可能。改造の方向性次第で様々な能力特化が見込める。
    • 購入可能なスキルも幅広い。どう育てて行くかを左右する。
    • 新システム「リンク」により1ターンでの集中砲火が可能に。どういう順番で行動させどう布陣するか、悩みは尽きない
  • 結構ハードなバランス
    • マップ毎にダメージ全快/破壊されても戦死はしないので、ボロボロに痛めつける前提で組まれているっぽい
    • リペアユニット装備時は回復回数無制限/破壊部位再生可能なのでそうそう死にはしないが、一発あたりが結構痛い
    • ミサイル誘導/EMPによるシステムダウンを主任務とするジャマーの存在で戦術幅に広がりが。強力だが自身は脆弱/非力なので使い方が難しい。今後が楽しみ
  • ちょっと残念なのは
    • 攻撃時のカメラワークが、自動だと時々遮蔽物に遮られる。特に遮蔽物の多い市街地マップでミサイル攻撃時に多発
    • 各パーツに型番があるともっとリアリティが増すのに