はてなブックマークの荒れエントリ率

実際のところブックマークのコメントはどの程度荒れるのか、ということをちょっと調べてみた。
一つ一つコメント一覧を開いて確認しては「荒れコメントがついている/いない」を判定することになるので、サンプル数を多く採ることはできないが、参考程度にはなるだろう。
判定基準は

  1. エントリ内容に否定的な意見
  2. 否定的エントリに同調する意見
  3. 殺伐系な印象

と、どうしても曖昧なものになってしまうが、客観的データの根拠がない以上これは仕方なかろう。

(おまけ)「揉め事」「これはひどい」タグ

「揉め事」タグと「これはひどい」タグの数を調べる。どちらも250前後。重複が一切ないとしても合計500エントリといったところか。
これだけでは多いのか少ないのか判らないので、はてなブックマークに登録されたエントリの数を調べる。新着エントリリストの表示開始位置を書き換えながらエントリを表示しなくなる協会を探してみたところ、どうやら94万1千を少し超えるあたりのようだ。とすると荒れエントリらしきタグの付いたエントリの割合は、全体の0.05%程度ということができる。


無論、割合だけで深刻な問題かどうかを判断することはできない*1が、開発コストを掛けてシステム改変を迫るに足る数値にも思われないというのもまた事実ではあろう。
「ブックマークのコメントが与える印象に振り回され易い」という印象に、皆が振り回されてしまっているのではないかという気がする。

*1:有名なマクドナルドコーヒー訴訟の例では、マクドナルド側は「年間10億カップの販売数に対しクレーム数は僅か700件」即ち0.0007に過ぎない%と切り捨てた