iPod Shuffle RAID

またお馬鹿なことを。4本の1GBモデルをUSBハブに接続してRAIDディスクとして設定。
RAIDの利点は

  1. 複数のディスクに同一のデータを書き込むことで、データ破損時にバックアップできる
  2. 複数のディスクにひとつのデータを分割して同時書込みすることで書き込み速度を上げる

のいずれかとなる。
OS Xのディスクユーティリティーで1が設定可能なのかどうか知らないが、少なくともここで行ったのは2の方である。が、本体に4箇所のUSBポートがあって平行で書込みを行えるならばともかく、1つのポートに4口のハブを繋げても、大元のデータ転送量は1口分に限定されることになるから、書込み速度の向上は見込めない。
これがUSBの転送量より書込み速度の遅いHDDであれば、あるいはその効果も出たのかもしれない。が、書込みの早いフラッシュメモリ型ではまったく意味がないだろう。
この状態ではiPodとしては認識されず、また携帯にも向かない。まさに無意味な行為であるのだが、まあやってみる事自体に意義があるということで。
発案者の意図はどうやらOSをインストールしてiPodRAIDからのブートだったようだが、それは叶わなかった。