onMouseOver

古いサイトの更新。未だにフレームメニュー使用で、意味もなくメニュー部を画像化、マウスオーヴァで入れ替えている。
当時はこういうのが流行りだったのだが、今となっては虚しい限りだ。
全面リニューアルならこんなもの取り払ってValidに、いやそもそも根本的に構造を変えてCMSベースにでもするのだが、生憎と当面リニューアルはなさそうで、このフレーム構造を必須とするらしい。
仕方ないので、せめてメンテナンスし易い構造に置き換える。


メニューを画像化しているのは、多分マウスオーヴァでの色変えのためだけだ。であれば画像である必要はない。単にCSSで、a:linkとa:hoverで背景画像と文字色を差し替えれば済む。JavaScriptのための指定もなくなってすっきり見易いコードになった。構造的には単なるテキストなのでアクセシビリティも高まる、ていうか画像にするならするでせめてaltを付ければ問題も少ないのだが。
メニューごとに画像を起こしていたのが2種類の背景画像のみになったことで作業の手間もかなり軽減された。唯一の劣化はフォントにアンチエイリアスがかからないことだが……これは逆にかかった状態を嫌がるユーザも多いようだし、OSが変われば解決することなので気にしない。

spam TBの狙いと対策

ここ数日続いているspam TBのドメインを、衝動的に削除する前に拒否設定に書き込んでおいたのだが、さっぱり効いていない。ひょっとしてはてなspam TB対策機能は「設定したドメインからの書き込みを拒否」するようになっているのだろうか。
spam業者は依頼を受けて書き込むのであって、自社の宣伝をするわけではない。だから、実はアクセス元を弾いても意味がないのだ。いや、大量のリクエストが発生しているような場合はシステム側で特定してブロックするのも有効だろうが、個々のユーザが防衛するレヴェルで有効な対策は「設定したURLを含む書き込みをブロック」の方だろう。
ああ、いや待て、今回のはトラックバックだから言及URLの有無やその量がチェックされている筈だ。なのに何故素通りしたのか。
ためしにURLを開いてみる。どうもJavaScriptでエロ系ブログへ飛ばすだけのHTMLのようだ。ソースを見るとずらりとはてなダイアリー各ユーザへのリンクが。
コメント・トラックバックスパムの拒否機能の不具合について - はてなダイアリー日記ではコメント中のURLの数につきましては、送信されてくるスパムコメントなどを調査、検討した結果5個、という閾値を設定いたしましたとあり、5個以上のURLが並ぶページからのトラックバックspamとして弾くはずなのだが、これが機能していないということか。


それはそうと、spamを送ってくる側とてそのうち殆どがすぐに削除されるだろうことは解っているのではないだろうか。それでも敢えて実行する理由はむしろ、怒りにまかせてspam元URLを晒すユーザを期待してのことかも知れない。urlが書かれれば書かれるほどに宣伝効果は上がっているわけで。
だから、晒すときには「特定できる程度に伏せる」方が良いような気がする。
あjdいs.p○wえr.nえ.jpとか。

圧縮

既に作業スペースがなくなってきたMacのHDDを圧縮する。
2年以上前のデータは基本的に圧縮して元を削除。それでも、元が40GBなので精々2GBぐらいしか空かない。


Photoshopは作業中かなり仮想メモリを喰うから、この状態で数百のファイルを連続操作するのはちと辛い。何か手を打たないと。

カルドセプト サーガの前に

PS2カルドセプト セカンド エキスパンションあたりをやってみた方が良いのではないかと思ったが、考えてみれば同シリーズ最大の魅力は明らかに対人戦なのであってスタンドアローンPS2版は(自宅なり社内なりで積極的な多人数プレイ環境が整わない限り)本質を味わえないような気がする。
ていうか多分id:yms-zun氏の場合明らかにXbox360稼働率が高いので、それならXbox Liveでの対戦も含めサーガは「買い」だ。
……このゲームがyms-zun氏と相性良いかどうかは判断しかねるので、

  1. 単調な対AI戦を作業と割り切れて
  2. コレクション性にある程度魅力を感じて
  3. 最適化の喜びを知っている人で
  4. ストーリー性の弱いゲームが苦手でなければ

買いなんじゃないでしょうか。

察するに、ブック構築のためのカードコレクションを十分に行ふ必要があり、そのためには対AI戦を相当数行はなくてはならないといふ解釈でよろしいでせうか

原則としてその通りです。無論、コレクション不十分な状況にはそれはそれで面白さがあります(万全の体勢ならばなかなか使わないようなカードが活きてくるとか)が、対戦相手との資産に差がありすぎると勝負にならないのも事実。余程歩調を合わせる相手でなければ、互いに十全の準備を行なった上で対戦に臨む方がBetterでしょう。
カードは(サーガの仕様は不明ながら)1回のプレイ(短かいマップで30分程度〜長くて3時間程度)で6〜14枚ほど入手可能で、全部で450種ほどある筈ですので一通り蒐集するだけでも優に300時間以上かかると思われます。
種類だけならトレードで補えるのですが、これまでのシステムではトレードはあくまで種類を補完するもので、既に所有している種類について枚数を増やすことはできませんでした。従って充分な枚数を確保するまでには更に数百時間必要かと(奪取システムを使い、奪取されるためだけのキャラを用意して枚数を稼ぐなどの手法もありますが)。
まあ、カード蒐集以外の要素も用意されている筈なので、そっちに熱を上げると自然にコンプリート付近まで行くものですけどね。

不出来

半年に一度の画像加工週間。今年の素材は例年にない酷さだ。
何故か多くの素材がシャープネス掛けられ過ぎてシズル感どころかハイライトの周囲に黒い輪郭線が浮かんでいる。一部の素材はあまりにJPEG圧縮ノイズが強過ぎてざらざらに荒れている。そんなに強く補正しているのに色味は沈んでいて、ちっとも綺麗でない。
カタログ自体も酷いもので、およそ有り得ないアイディアが続く。売れ筋商品は枠の周囲に「売れてます!」が地模様として並べられていたり、利用者の声を掲載するコーナーでは赤目の修正もされない写真が載っていたり。明らかに背景切り取りを想定して撮影されたであろう写真が素のまま使われている部分もある。
どこの会社だこんなのを作ったのは……とデータCDが入っていた封筒を見るとDNPのロゴ。え?