架空

NERF:西部劇を目指して(リヴォルヴァー改造計画)

西部劇には馴染みがなかったのだが、マグニフィセント・セブンがなかなか面白かったので当時の銃をいろいろ見ていたら、コルトの1860年頃のモデルが流麗で美しく、ちょっと欲しくなった。 iura.militaryblog.jp けれど俄興味で手を出すには些か高価な代物で…

言語災禍と生府前史

英語圏を中心に世界中を災禍にひきずり込んだ「虐殺期間」。今ではそれがある種の言語汚染により引き起こされた脳の機能不全が原因であることが判明しているが、その嚆矢となった特殊部隊員の証言からわずか半年で、かつて世界一の大国であったアメリカは滅…

NERFに装飾を

何度でも書くけどNERFは塗装すると見違える。というわけでNERFリペイント・プロジェクト第三弾は8銃身ショットガン「ROUGHCUT」の銃身装飾。N-Strike Elite Rough Cut 2 x 4 Blaster エリートラフカット2×4ブラスター並行輸入品出版社/メーカー: Nerfメディ…

日出処の屍者

屍者労働社会に於ける目下の問題は、社会の高齢化である。 労働力として重宝されるのは若く壮健な肉体だが、自然死は当然ながら老齢のものが多く、それらは肉体機能が低下した状態で提供される。かといって、若い肉体であっても事故死では肉体の損壊著しくま…

彷徨える積層廃墟群、第N無人居住区

神保町駅すぐそばのギャラリーで開催されている、N区の展示を見てきた。blog.livedoor.jp もう10年以上、段ボールで街を作り続けている燈さんの個展。無人なのに居住区。増築を続ける廃墟。 縮尺はまちまち、展示の度に組み合わせ方も違うし分譲や新築もある…

横浜駅の無限工事に関する仮説

博士「横浜駅無限増殖仮説を知っているか」 助手「なんですそれ」 博士「100年以上も工事を続けて、未だ完成しない横浜駅はこのままどこまでも増築を続け、やがて全世界は横浜駅に飲まれてしまうだろうという説だ」 助手「でも戦前の横浜駅に対して現在の横…

憲法空条問題

日本国憲法は全11章103条から成るが、うち9条だけが欠番となっている。 ここには、本来ならば非戦条項があったと言われている。 憲法がどのような経緯で成立し、なぜ空条が存在するのか、その過程を追った。 日本国憲法の制定 1945年8月。 足掛け7年にも及ぶ…

人は死んだら電柱になる

都市から電柱が消えつつある。 かつて通信及び送電インフラとして張り巡らされた電線は、都市景観と交通の邪魔となり風雪にも害される欠点から地下埋設への順次移行が進められ、電柱は再び唯の柱となり果てた。 それに伴い、電柱利用のために奨励されてきた…

ハイチ革命に於ける独自屍者技術の介在可能性について

1791年から1804年にかけて、フランス及びスペイン領であったイスパニョーラ島に於いて発生した、所謂ハイチ革命は、最終的には黒人奴隷による独立を以て終焉した。 総数こそ島民に分があったとはいえ、当時ヨーロッパ随一の精強を誇ったフランス軍が碌な武装…

蒸気装甲戦闘工兵開発史(3)

早くから、所謂「産業革命」が起こり機械化の進んだ英国では、1820年代には大型の蒸気自動車が発明され乗合自動車の運用が開始されたが、これは明確に既存の馬車産業と衝突するもので、また先行した鉄道事業にも影響を与えた。これら競合する事業者たちは早…

蒸気装甲戦闘工兵開発史(2)

最初に実戦投入されたグレイヴ、Mk.Iは非武装の純作業用だったが、現地では武装化の要求が高まっていた。自在に移動可能な鉄の塊は実際かなりの威圧感を持っており、心理的な効果だけでも充分な打撃が期待された。 当時はまだ機関砲もなければ車両に搭載可能…

蒸気装甲戦闘工兵開発史

グレイヴが初めて用いられたのは1854年である。当時、英国はクリミア半島にてロシア軍と激しく衝突、これは近代化された軍同士の初めての大規模戦闘となった。 近代戦に於ける大きな特徴は「すべての兵が銃を装備していること」である。白兵突撃を基本として…